関節リウマチとはどんな病気?
関節リウマチは、手足の関節の痛み、腫れ、こわばりなどの症状があり、ひどくなると激しい痛みで日常生活が困難になり、関節の変形を引き起こします。関節を動かさない時にも痛みを生じるのが特徴です。
痛みの原因は関節の炎症です。関節の周囲は滑膜という組織で覆われていますが、この滑膜が炎症を起こすことで痛みが生じます。炎症が続くと滑膜自体が増殖して組織や軟骨を溶かし、関節を変形させてしまいます。
敵と勘違い!自分の細胞を攻撃
通常、人には、細菌やウイルスなどの外敵を排除して身体を守ろうとする仕組みが備わっています。その「免疫」の仕組みに異常をきたすと、誤って自分の細胞や組織を攻撃してしまいます。そのため炎症が起こり痛みや腫れの症状が現れます。
このような病気は「自己免疫疾患」といわれます。人の身体の基本的な機能である「免疫」に関わる病気だからこそ、病気について知り。免疫機能を高める生活を心がけたいものです。
免疫機能の活性化
免疫システムの異常によって起こる、関節リウマチ。低分子水溶性キトサンには、免疫機能のバランスを正常に保つ働きがあるため、予防や症状の軽減が期待されます。
■有害物質の吸着作用にも注目
免疫に対して大きな働きをするのが、抗体である免疫グロブリンという物質です。その中で、血液中に多く含まれる免疫グロブリンlgGは、ウイルスなどの抗原と結合して白血球が食べやすい形になることを助けたり、無毒化する働きがあります。ところが、時々、自分自身の成分と反応することがあり、その時に作られる抗体がリウマチ因子で、「自己抗体」と呼ばれます。白血球は、活性酸素などを出してこの複合物を攻撃しますが、これらは滑膜の炎症の原因になります。さらに炎症がすすむと、サイトカインという物質が大量に放出され、炎症が悪化します。キトサンには、身体に有害なものだけを吸着して排出する特性があるため、抗原・抗体複合物を排除してくれると期待されます。
白血球の免疫システムを正常化
血液の中で、免疫機能に作用するのが白血球です。白血球は顆粒状、単球(マクロファージ)、リンパ球という3種類の成分から構成されています。
これらの免疫細胞にはそれぞれの役割があり。通常は正確な情報交換チームプレーによって、細菌やウイルスなどの外敵を識別、攻撃します。ところが、免疫細胞のバランスが崩れると自分の細胞や組織を攻撃させるという誤った情報交換を行ってしまいます。低分子水溶性キトサンは、外敵への攻撃命令を司る、リンパ球の中の「T細胞」を活性化させるなどし、免疫システムのバランスを整えてくれます。
リウマチの語源
「リウマチ」という言葉は、「流れる」という意味を持つギリシア語の「rheuma(リウーマ)」に由来します。医師ヒポクラテスの時代、脳から悪い液体が出て関節に流れて溜まり、痛みや腫れを起こしていると考えられていました。この時代から、人は関節の痛みに悩み、闘っていたことがわかります。
参考資料 三愛製薬(株) 健康情報誌(すこやか)号より

