根活力を高めて栄養分の吸収をUP!
全ての食物は、根っこから養分を吸収し成長を続け実をつけます。
その根っこが元気であることが、植物の成長と収穫に大きな関係があることはご存知でしょうか。キトサンは根活力(根の張りや根の量)を増やす事ができます。そのことにより、養分の吸収が増進され、食物の生育が盛んになり収穫量が増加します。
地力に繋がる土壌微生物を増やそう
食ます。物が元気に育つには色々な栄養が必要です。
光合成によって得られる成分もありますが、ほとんど土などから必要な養分を吸収しています。食物を成長しやすい土壌にするには、地力を増進させることが大切です。
キトサンを土壌に散布すると、キトサンを餌とする放線菌や糸状菌が増殖する可能性があります。しかし、放線菌はキトサンに出会うとキトサンが分解酵素を出し、キトサンを細胞壁に持つ糸状菌を攻撃します。糸状菌は増殖できなくなり、植物の成長に役立つ放線菌はは増え、有害である糸状菌の増殖はおさえられます。
キトサンが植物の持つ自己防衛を高める仕組み
全ての植物は、体内にキチナーゼという免疫酵素を持っています。
このキチナーゼは、キチンを溶かす酵素です。
一方、植物の病害(細菌・糸状菌・ウイルス等)のうち、約8割が糸状菌です。
糸状菌のほとんどは、外殻をキチン質に覆われています。糸状菌の作物への侵入を阻止してくれます。また、食物はファイトアレキシンという活性酵素も持っています。
キトサンは、キチナーゼとファイトアレキシンの両方を活性化させ、食物の自己防衛を高め食物の成長を促す効果を表します。
より安全な食品を求めて、コスト低減や収量。品質の向上を目指す!
三愛製薬(株)は、低分子水溶性キトサンにキチンオリゴ糖を配合した、園芸用活性溶液を使って、各機関のご協力のもと、共同研究や試験を実施しています。
稲作の収穫量と食味の比較試験、葉野菜、根菜、トマトなどに散布した場合の、散布量による生育の比較試験をおこなっています。稲の試験結果については、収穫量は1割増え、食べると独特のモチモチ感があり、それまでになかった「味わい」が加わるという結果が出ました。
ミネラルの吸収を促進します
キトサンは、植物にとって必要なミネラルの吸収を促進する働きがあり、日本人に不足しがちなカルシウムを強化した野菜を育てる事も可能になります。
安心・安全な植物を育てます。
キトサンは、作物中の硝酸を低下させる「低硝酸化機能」を持っています。
硝酸濃度は作物の品種や栽培時期、窒素肥料の種類や量などにもよりますが、硝酸が作物に蓄積し過ぎると苦みが増し、熟気が遅れ、日持ちが悪くなるなどの品質低下に影響します。
また、硝酸の過剰摂取による人への影響も心配です。幼児に発症しひどい場合は死に至ることもある「メトヘモグロビン血症」は古くから知られています。
さらに、他の物質と反応して発がん性を帯びるなどの研究結果も発表されています。
ただし、硝酸は一般的な食品添加物のadi値とは一致せず、また茹でることで低減することができます。生産者にとっては安心できる野菜を食べるために、キトサンは有効だと考えられます。
参考資料 三愛製薬(株) 健康情報誌(すこやか)号より

